平成21年度 (事後評価)
平成21年度学校施設耐震補強事業の完了に伴い、安全・安心な学校づくり交付金交付要綱第8の1の規定に基づき、「太良町公立学校等施設整備計画」に係る事後評価を公表します。
施設整備計画 事後評価シート (総括票)
1 公立の義務教育諸学校等施設の整備に関する目標の達成状況について
(1)耐震性の確保を図る整備
達成状況
○ |
計画どおり実施できた。 |
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計画したが、一部実施できなかった。 |
|
計画したが、すべて実施できなかった。 |
学校区分 |
耐震化率(%) |
|
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目標 |
達成状況 |
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小学校 |
77.8 |
77.8 |
中学校 |
87.5 |
87.5 |
高等学校 |
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特別支援学校 |
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幼稚園 |
所見
平成20年度ですべての耐震診断を終え、耐震性が無いことが確認されている10棟のうち、9棟については地震防災対策特別措置法の期限である平成22年度までに耐震化を終える計画であり、平成21年度に7棟の補強工事を終了し、平成22年度に残りの2棟について補強工事を行う予定である。残る1棟の大浦小学校管理特別教室棟については、平成23年度において改築事業により耐震化を図る計画で、平成22年度予算に設計委託料を計上している。
(2)防犯対策など安全性の確保を図る整備
達成状況
○ |
計画どおり実施できた。 |
---|---|
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計画したが、一部実施できなかった。 |
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計画したが、すべて実施できなかった。 |
所見
学校施設における落下防止対策の徹底を図る観点から、大浦中学校普通教室棟のベランダと廊下が一体となっている外側の手摺り(2階、3階)の嵩上げを今回の耐震補強工事の関連工事として実施、30センチメートルの嵩上げを行い安全の確保を図った。
(3)教育環境の質的な向上を図る整備
達成状況
○ |
計画どおり実施できた。 |
---|---|
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計画したが、一部実施できなかった。 |
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計画したが、すべて実施できなかった。 |
所見
障害のある児童生徒が支障なく、安全かつ円滑に学校生活を送り、障害の種類や程度に応じてきめ細やかな教育が展開できるよう、耐震補強工事の関連工事として大浦小学校特別普通教室棟においては、スロープ、手摺り、身体障害者用トイレ等を整備し、また、多良中学校特別普通教室棟においても外部スロープの整備を行い、バリアフリー化の推進を図った。更に、多良小・中学校屋内運動場についても、数箇所からの雨漏りや内壁の剥離が見られたことから耐震補強工事の関連工事として、屋根の改修を行うとともに内壁の補修を行い、教育環境の改善、機能の充実を図った。
(4)施設の特性に配慮した教育環境の充実を図る整備
達成状況
計画どおり実施できた。 |
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計画したが、一部実施できなかった。 |
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計画したが、すべて実施できなかった。 |
該当なし
所見
2 事後評価の時期及び方法について
平成22年3月23日に開催された「太良町教育委員会評価委員会」において、事業報告を行い意見を求めた。事後評価シートの内容については本町のホームページで公表する。
3 事後評価の総合所見及び今後の施設整備計画への反映等について
本施設整備計画に位置付けた事業については、全て計画どおりに実施することができ、安全かつ安心して学べる教育環境を整備することができた。評価においても、「安全安心の教育環境整備が計画的に進められ、特に耐震補強の進捗状況が顕著である。」との評価を受けている。
本町においては「太良町総合計画実施計画」並びに「中期財政計画」等に基づき、計画的に耐震化を推進しているところであり、今後については、平成22年度で多良小学校管理教室棟等2棟の耐震化を計画、更に平成23年度には大浦小学校管理特別教室棟の改築と平成23年度までにすべての棟の耐震化を終える予定である。
また、学校給食施設の老朽化も進んでいることから、改築を含めた整備計画を今後検討していくこととしている。