土師壷棺
更新日:2015年3月20日
町指定重要文化財
昭和39年1月、太良町栄町の畑から出土しました。子どもを埋葬するためのあわせ口壷棺です。全高65.8cm、最大部胴径54.4cm、口縁部径31.8cmで、蓋は壷型で高さ34cm、最大部胴径42cm、口縁部径36cm。
口縁部に立ち上がりのある二重口縁土器は山陰地方を中心とした中国地方に多い土器ですが、埋葬用としてこのように大きく作られたものは珍しい部類に入ります。破損が少なく、蓋壷と一体となって出土しました。4世紀頃のものと考えられます。
皆様にとって、より使いやすいホームページにするため、是非ご意見をお聞かせください。