夜灯鼻灯台跡 (やとうばなとうだいあと)
更新日:2015年3月20日
町指定重要文化財
竹崎島は有明海に突き出た陸繋島で、昔から有明海の交通の要所でした。しかし、島の前には暗礁が広がり、複雑な海流も重なって海難事故の多い場所でした。
江戸時代の寛延年間(1748年~1750年)に諫早藩の早田番左衛門がこの地に灯台を設けましたが、文政11年(1828年)の台風で倒壊してしまいました。その後、番左衛門の子孫にあたる市右衛門が先祖の遺志を継ぎ、明治2年にガラス鏡11面の洋式灯台を建設しました。現在、この灯台は無く、跡地に佐賀藩の国学副教授武富い南の筆による「照海灯の碑」が建立されており、早田市右衛門の功をたたえています。
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