六体地蔵菩薩立像
更新日:2015年3月20日
多良岳の太良嶽神社上宮入り口の鳥居から、一の宮に行く途中の切り立った岩壁の下に並んだ六体の地蔵尊です。六体はそれぞれ、天上道(如意を持つ地蔵)、人間道(柄香炉を持つ地蔵)、修羅道(香炉を持つ地蔵)、畜生道(合掌している地蔵)、餓鬼道(明鉢を持つ地蔵)、地獄道(左手に宝珠、右手に錫杖を持つ地蔵)をそれぞれ救済する地蔵として安置されています。高さ約1.2m、舟型光背を負い蓮華座に立つ優美な像で、肥前石造文化最盛期の元禄年間の作と考えられています。
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