太良町歴史民俗資料館は、佐賀大学と佐賀県内の自治体および企業等と連携して開催する“たてもの”をテーマにした体験型イベントである、『SAGAたてもの結び』に参加しています。佐賀県内各大学のキャンパスのほか、県内市町のいろいろなたてものを巡るデジタルスタンプラリーが8月1日（金）から9月30日（火）までの間で開催されています！

多くの方のご来館をお待ちしています。

※来館された方は、来館者名簿にご記帳をお願いしますね。

　町内には、歴史民俗資料館のほか

大橋記念図書館　
道の駅太良たらふく館
竹崎城址展望台公園

　が、スタンプラリーのポイントになっています。

スタンプラリーとフォトコンテストに挑戦しよう！
詳しくは→https://mino-inc.sakura.ne.jp/tatemonomusubi/

歴史民俗資料館には、2階の潜水服横にQRコードがありますよ～♪

photo_20250814-115928 　 photo_20250814-115618_2 　

夏休み2025　多くの子どもたちにご来館いただいてます♪

　資料館では、多くの子どもたちに太良町の歴史や文化などをたくさん学んでもらうことを目的に、夏休み学習シートを作成し、夏休み前に町内小中学校へ配布しました。

夏休み自由学習シート (PDFファイル; 2139KB)

　夏休みに入り、多くの小中学生の方に来館いただき、館内の資料を見学したり、資料館の職員へ質問をしながら、多くのことを学んでもらっています。その様子を、少しご紹介したいと思います。

　◆自由研究作成に来た小学1～2年生のグループ

　大浦地区の小学生4名が自由研究のため、資料館に来館してくれました。

　上の写真は、資料館職員のおはなしをがんばって聞いている様子です。

　町内の伝承芸能である「夜狐踊り（やこおどり）」に使われるお面を上手に描いていたお子さんもいました。

　◆中央公民館主催「サマースクール」に参加の子どもたち

　中央公民館を拠点にいろいろな体験活動を行う「太良町サマースクール」に参加する29名が、来館してくれました。

　上の写真は、2日目に行われた有明海に浮かぶ島「沖ノ島」をめぐる体験の一環として、有明海のことや沖ノ島の歴史や伝説について、資料館の職員から説明を聞いている様子です。

　資料館2階の残される漁撈資料の多さに驚いていました。

　お子さんだけでなく、保護者の方も大歓迎です。

　これからも多くの方のご来館をお待ちしています。

　※来館された方は、来館者名簿にご記帳をお願いしますね♪

資料館の休館日および開館時間の変更について

　令和7年8月1日より、歴史民俗資料館の休館日及び開館時間を、下記のように変更いたします。

　毎週日曜日が休館になりましたので、ご利用の際には、お間違いないようご注意ください。

休館日

【変更前】

毎週月曜日
国民の祝日
第1、第3、第5土曜日
第2、第4日曜日
年末年始（12月29日～1月3日）

【変更後】（8/1より）

毎週月曜日　※変更なし
国民の祝日　※変更なし
毎週日曜日
年末年始（12月29日～1月3日）　※変更なし
館内整理期間

開館時間

【変更前】

　9時00分から16時00分まで

【変更後】（8/1より）

　9時00分から17時00分まで

歴史民俗資料館について

太良町歴史民俗資料館

施設概要

太良町歴史民俗資料館は、町内の歴史・民俗芸能に関する資料の保存と活用を通じて、地域の文化振興と郷土愛の醸成を目的として、昭和57（1982）年に設置されました。

館内は、4つの展示室に分かれており、各テーマに合わせた展示を行っています。約2000点の収蔵品がありますが、そのほとんどが太良町民から寄贈された品です。

また、町の歴史に関するレファレンス業務を行っています。入場料は無料で、どなたでも入館できますので、気軽においでください。

展示資料について

■　第1展示室　　考古・歴史資料　（資料館1階）

(1)太良町の歴史

　太良町の歴史を年表で紹介しています。また、縄文時代の石器とみられる磨製石器や黒曜石の石鏃、弥生時代から鎌倉時代のものと考えられる土師器や須恵器の破片など、町内各地で発見された考古資料を展示しています。

　目を引く展示資料は、昭和39年に大字多良字峰付近の畑で、ほぼ完形で発見された土師器壺甕棺です。町内から出土した土器では最大のものになります。昭和51年2月に太良町指定重要文化財に指定されています。

(2)太良町の文化財

　国指定重要文化財「竹崎観世音寺修正会鬼祭」といった、町内の指定文化財に関するパネル展示を行っています。

（3）太良町で受け継がれる伝承芸能

　町内で開催される祭りやおくんちなどで使用されてきた面や楽器といった、各集落に引き継がれてきた伝承芸能に関する資料を展示しています。

■　第2展示室　　漁撈資料　（資料館2階）

　太良町は、町の中間に位置する里地区を境に、北側は干潟海岸、南側は岩石海岸に分かれています。第2展示室では、この特色ある有明海の海岸環境で行われてきた漁撈に関する資料を展示しています。

　平成24年から休漁が続いているタイラギ漁で使用されていた潜水具も展示しており、この町特有の展示品となっています。

■　第3展示室　　衣・食・住資料　（資料館2階）

　明治時代から昭和中期頃まで実際に使用されてきた、甕や水汲桶、木製の食器類といった生活に欠かせない食に関する道具や、手廻ミシンや裁ち台といった裁縫用具、手巻き蓄音機や真空管ラジオといった娯楽機器など、昔懐かしい衣食住に関する資料を展示しています。

　また、子どもたちが使っていた“お手玉”や“おはじき”といった昔遊びの品々も展示しています。

■　第4展示室　　農林業資料　（資料館奥　別棟1階）

　昭和中期頃までの農業や林業の現場で用いられていた用具の展示を行っています。

　具体的には、米作りに使われていた脱穀機や箕、養蚕に用いられた糸車や機織り機など、さまざまな用途に用いた農機具や、多良岳山系での木の伐採に使用されていた大型の鋸を展示しています。

　また、太良町に関係する方々（油津区出身の画家・吉田翠氏など）から寄贈された絵画や書道作品などの美術品も展示しています。　

展示室フロアガイド

■　資料館各種パンフレット

資料館案内パンフレット（日本語版） (PDFファイル; 1680KB)

町内指定文化財位置図 (PDFファイル; 1144KB)

施設の基本情報

施　設　名	太良町歴史民俗資料館
住　　　所	〒849-1602 佐賀県藤津郡太良町大字多良1番地11
電話番号	0954-67-2139（直通）
開館時間	午前9時00分　～　午後5時00分
休　館　日	毎週日曜日毎週月曜日国民の祝日年末年始（12月29日～1月3日）館内整理期間