地域福祉ニュース 第7号
編集発行 太良町・太良町社会福祉協議会 平成16年6月14日
第4回太良町地域福祉計画策定委員会 (平成16年5月27日実施)
これまでに「地域で福祉を考える会」で皆様から頂いたご意見について策定員会では今後、検討を重ねて行くことになります。今回の策定委員会では、第9回~第11回の「地域で福祉を考える会」の結果を検討しました.もうひとつ、前回から審議が続いていた計画の理念が決まりました。これまでに策定されている「太良町総合開発計画」「太良町高齢者福祉計画」「太良町障害者福祉計画「太良町エンゼルプラン」を参考にしながら決まった理念は、
自然と共に支えあい 生き生きと暮らせる安心のまちづくり
・・・です。
これまでの策定委員会の経緯
第1回
- 住民の方々に内容を知ってもらうため委員会を公開する
- 計画を15年度から16年度にかけて策定する
- 計画期間は、平成17年度から平成21年度までの5ヵ年とし3年で見なおすこと
第2回
- 地域福祉圏域の設定
- 目標量の設定
- 現状と問題点の把握
- 地域福祉を推進する為の具体的な方策
- 地域福祉推進体制の整備
第3回
- 太良町地域福祉計画の理念について
- 福祉ニーズ調査結果の検討
第4回
- 太良町地域福祉計画の理念について
- 「地域で福祉を考える会」での検討結果について(第9回~第11回)
第11回地域で福祉を考える会(平成16年4月22日 実施)
結果報告
ケアマネジメント
いつでも相談できる福祉センターの設置傷害える場所づくり(パソコン教室や講習会)
第三者評価
まずは、事業者の自己評価から始め、サービス利用者の家族へのアンケートや第三者が事業を見学するようにしたら良いのではないか。事業者と利用者の声がキャッチボール出来るような体制を取りたい。
福祉サービスの利用援助・苦情解決 苦情解決
または、要望の受付がしやすい仕組みにするには、町民便利長の配布、意見箱の設置、総合相談員、住民組織などに取り組むなどの意見が出ました。
第12回地域で福祉を考える会(平成16年5月13日 実施)
結果報告
社会資源の有効な活用
当事者の会を作る、学童保育と併設した宅老所、農業や漁業・商業分野へも広げていく等
福祉人材の育成
ボランティアグループが月に1度集まれるような活動の場を作る.町民に情報を流し、継続して行くには、有償ボランティアや地域通過などのアイデアを使ってはどうか。福祉人材の育成には、子供時代から福祉についての認識を持てるようにすることが必要。
サービス圏域の設定とサービス基盤の整備
以前に、考える会で意見が出された「小規模作業所を作るために」「子供の遊び場を作るために」という課題について話し合われました。小規模作業所を作るためにはまず、人と人との触れ合いの場を作ることから始めて、「おせっかいなボランティアグループを」などの意見がでました。
第13回地域で福祉を考える会(平成16年5月27日 実施)
結果報告
社会資源の有効な活用
住民ニーズ調査の結果から、ケーブルTVで声の放送や手話放送などの工夫をして欲しい。全ての人に伝わるような情報入手の方法が必要ではないか.児童分野に関して、親と子供が遊べる環境づくりや、親同士の繋がりはどうなのか振り返ってみる必要がある。
福祉人材の育成
老人福祉は充実して、子育ては遅れている。このほかにも、「人材育成は出来ているが、活躍する場がない」「利用に繋がっていない」等が挙げられています。
サービス圏域の設定とサービス基盤の整備
今からのサービス基盤は、お金を使って何を作るかではなく、ボランティアなどのソフト面での基盤整備が必要なのではないか。また、子供たちの遊び場には、「自然との触れ合い」や「保護者の協力」「大人だけではなく子供の意見を聞きながら」という考えがあったようです。