給水装置におけるクロスコネクション(誤接合)の防止について
クロスコネクション(誤接合)は、固く禁止されています!
クロスコネクション(誤接合)とは?
クロスコネクションとは、水道水を供給する「給水管」と水道以外の管(井戸水や山水など)が直接連結(直結)されていることをいいます。バルブや逆流防止装置を設置し、必要に応じて水道水と井戸水などをバルブで切替えて使用されている状態もクロスコネクションになります。また、直接管で接続していなくても、水道水の蛇口と井戸水などの蛇口をホースなどで繋ぎ、使用している場合も同様です。
なぜ禁止されているの?
水道の給水管と水道以外の管が接続されていると、バルブの故障や操作不良、閉め忘れなどにより井戸水等が配水管(水道本管)に逆流するおそれがあります。逆流した水が汚染されていた場合、周辺の水道水が汚染されるなど、公衆衛生上大きな被害を引き起こすことになります。
また、水道水が井戸等に大量に流れ込む可能性もあり、莫大な水道料金が発生する可能性もあります。 この場合の水道料金の免除または減額措置は一切ありません。請求金額の全額をお支払いいただくことになります。
クロスコネクション(誤接合)になっている場合は・・・
速やかに太良町指定給水装置工事事業者へ依頼し、水道の給水管から水道以外の管を切り離してください。(切り離しに要する費用は個人負担となります)
クロスコネクション(誤接合)が発見されてもすぐに改善していただけないときは、太良町水道事業給水条例及び太良町簡易水道給水条例に基づき、管が切り離されたことが確認できるまで給水を停止する場合があります。
また、クロスコネクションにより、水道施設を損壊し、その他水道施設の機能に障害を与えて水の供給を妨害した者は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。
(水道法第51条)