第2回太良町地域福祉計画策定委員会議事録(要約)
更新日:2015年3月15日
1 日時
平成16年2月5日(木曜日)14時00分~16時00分
2 場所
太良町総合福祉保健センターしおさい館大研修室
3 出席委員
岩田委員、鶴田委員、久保委員、大串委員、恵崎委員、岩本委員、池田委員、田中委員、森委員、金子委員、川島委員、田代委員、永尾委員、山田委員、待永委員、末田委員
事務局:岡 靖則、毎熊賢治
4 内容
- 開会
- 議題
(1)前回の確認事項
事務局:委員会の公開(傍聴・議事録の公開・ホームページの作成等)の確認
(2)太良町地域福祉計画の策定について
事務局:説明
委員長:事務局の方から説明がありましたが、委員さんの意見を伺いたいと思いますのでひとつづつ中身を見ていきたいと思います。地域福祉計画の必要性ということについては前回の会議でお話をし、ご意見をお伺いしたとこですがそれを踏まえて、こういう考え方をぜひ載せて欲しいというご意見がありましたらお伺いしたいと思います。
委員:障害者福祉計画について5年毎の見直しだったと思うがそれについて説明をお願いします。
事務局:障害とエンゼルプランは17年度までですけど、計画の終わる1年前から委員会等設置をして計画は継続してやります。
委員長:今、福祉計画はすべて計画の期間を定めて目標値を定めるということで財政的なうらづけを図りながら進めていくということで、5年間というのは非常に長い期間なので、今の様に高齢化社会のテンポの速いなかでは途中見直そうということだと思います。
それでは一番大事な地域計画の構成について、計画の位置づけ図から見ていきたいと思います。それぞれのプランの大事なところを要約して地域福祉計画の中に載せていくということになると思います。問題は次の地域福祉計画の施策をどの様に作っていくのかということが中心になっていくと思います。地域福祉活動計画について説明お願いします。
委員:社会福祉協議会は地域福祉活動策定に向けて14年度に西九州大学の田代先生を中心に学生さんと一緒にさまざまな調査を実施していただきました。その分析も結果として出ておりますので、それを基にしてそこででた問題点課題点を解決していくための活動計画を16年度に策定をするという計画をしております。活動計画と地域福祉計画は一体的に策定をしていくということで重なる部分が非常に多いです。今、行政と一緒に地域福祉計画策定に社協の職員も関わっておりますが、近々活動計画のほうに分かれていくという流れになると思います。
委員長:現実的に皆さんのご意見や自分の声を計画の中に反映していかないと意味がない。今から進めていく中、毎回委員会で全員集まって論議していくのか、グループに分かれて効果的な運用も必要ではないかと思います。合併問題もあるが圏域はいまのままでいいのか、ぜひ委員さんの意見をおねがいします。
- 圏域については質問なし(全会一致)
目標量の設定については検討すべきだと思うが。
委員:目標量の設定は必要だと思う。
委員:県の方から町の担当者のほうには指導はないのか。太良が初めてだから目標量を設定するようにやってくださいとか。
事務局:県の支援計画で設定をされているのであれば目標量を設定しなさいということで推進していくのだと思います。地域で福祉を考える会に県の職員にきてもらいましたが、目標量の設定については思案されてるようです。
委員:目標量を設定するのは大事なことだと思うけれども、特別、県とか国とか視野に入れず私達の地域でここに集まっている住民である程度決定はしていく必要があると思う。たとえば高齢者の問題にしても行政で考えられている色々な政策と、自分が高齢者になって体験するのでは全然違います。自分が体験してみてわかるからみんな意見を出し合ってひとつずつ積み上げていけたらと思う。
委員 事務局の素案はどうなのか。
事務局:目標量というのはある程度あったほうがいいと思う。
委員長:目標倒れに終わらないように実現不可能な目標は立てないということをおいてやっていきたいと思う。今県のほうは市町村がいまから福祉計画をたてていくはずだから、それを応援していくバックアップしていくための支援計画というものを作ろうと、地域福祉計画支援計画というのがあっていま県のほうは事業所とか福祉団体に出向いてヒアリングなど行って聞き取りを行っています。
目標量は設定することで進めていく.(全会一致)
委員:男女共同参画は必要。
委員:お年寄りの方とかまだまだ男女共同参画については認識が薄いと思う。
委員:お年寄りに限らず若い方も認識が薄くてがっかりした事がありましたけれども、世の中がそういう方向にいっているということは知ってほしいと思いました。
委員:この策定委員会は非常に開かれたところの人選をされていると思います。県のほうも委員の中に女性委員を30パーセントは作って欲しいというような事で推進すべきことだと思う。
委員:育児休暇について男性が取るに取れない事情があるといわれますがそのへんについて説明をお願いします。
事務局:実態はわかりませんがエンゼルプランの中にも育児休業制度の普及定着はやっておりますけれども、事業所の理解の問題とか本人の問題もあるかと思います。
委員:男性向けの育児休業等についての研修等実施して欲しい。
委員:地域福祉活動計画の中で、子育て支援がどのようなことができるかという話し合いをしてもらう事が活動計画になるのではないかと思う。
委員長:太良町の福祉計画ではどのようなものを目指していこうという理念的なものがあったほうがわかりやすいと思うが。
事務局:参考までにエンゼルプランのほうの理念は「子ども達を子ども時代を誇りに思える町・太良」です。吉田瑞穂先生を参考にしながら太良町の恵まれた自然を充分に生かし町民みんなで支えあう21世紀を羽ばたく子ども達を育てて行きたいという理念で計画を作っています。
委員:病院のほうからですけど、正式な職員は休暇をとっても臨時の方は経済的な理由で働きたいということで若い方についてはよくやっていると思う。
委員:一時保育の利用料と子育て相互支援との利用料が違いすぎると思う。
委員:15年度に立ち上げた事業ですから結果を見ながら調整できる分は調整していきたいと思います。
事務局:太良町の各種計画を説明
委員:市町村地域福祉計画と地域福祉活動計画とありますがその違いについて説明お願いします。
委員:今、地域福祉計画については何回か勉強されてるかと思います。活動計画の違いは住民みなさん方がサービスの提供者として、いろんな活動をしていただく仕組みを作っていくというのが活動計画になると思います。いろんな課題が福祉計画の中で出てきた部分で行政では出来ない部分が出てくると思います。皆さん方がこのようなサービスだったらと立ち上げたら解決するとそのような仕組みを作っていくのが活動計画になると思います。
委員長:地域福祉計画は行政計画で、太良町に住まれてる高齢者や障害者の方がいらっしゃるけれども、そのような方々が住みよい町にするにはどのような政策を展開するのかといった行政でやらなければいけない公的なサービスもあれば、住民の協力を得ながらそれを支えていくような仕組みも作っていかなければならない。大きな2つをあわせた計画が地域福祉計画です。活動計画は公的なサービスと住民が共同してやっていくというトータルで計画するのが地域福祉計画だけれど、住民参加して協力して支えていくところが活動計画になると思います。
事務局:全国の実例を説明
委員長:施策の体系図ができれば基本的な検討ができると思う。
事務局:今年度4回の策定委員会を予定しておりましたけれども若干遅れています。福祉を考える会の意見も吸いあげていく状況ですので、今年度あと1回策定委員会を開いて来年度何回か計画を予定したいと思います。
委員:市民、町民、村民、の違いについて
委員長:社会福祉法の中に定められている地域福祉計画の策定ということについて、法律の条文の中では地域住民となっております。地域住民のことを市民、町民、村民というと規定してあります。今後の進め方として素案から見たら1部と2部は問題ないだろうということで、次回からは2番から検討していくということでよろしいでしょうか。
委員:同意
(3)その他
事務局:回の委員会の開催について、委員長の都合及び地域で福祉を考える会の進み具合により設定したい。開催時間は午後に開催することとし開催日については、委員長と協議のうえ決定してよろしいか。
委員長:事務局案でよろしいか。
委員:同意