2018年度　多良小 　学校支援ボランティア活動

　6月1日から、今年度の読み聞かせが始まりました。PTA母親部が中心の活動ですが、地域の方にもお手伝いをしてもらっています。地域の方は、3つの団体と12名の方々に登録してもらっています。今年度は隔週の金曜日の朝の時間に、全学年で実施されています。子ども達は、毎回いろんな人にいろんな本を読んでもらって楽しい時間を過ごしています。大事な心の栄養となる大切な時間です。

　6月12日、さつま芋や大豆を栽培する為の畑作りが行われました。事前に学校業務員の力武さんが耕運をしてもらった畑に、畝をたててマルチシートを張る作業をしました。池田さんには、畑周辺の除草やいのしし対策の電柵の準備をしてもらい、松本さんには先生方と一緒に、力武さんが機械で畝をたててもらった畑にマルチシートを張る作業を手伝ってもらいました。マルチシートに穴も開けてくださり、翌日の芋さしの準備が整いました。

　6月13日、1・2年生が芋さしをしました。前田さん・樋口さん・池田さん・今泉さん・松本さん夫妻の皆さんがお手伝いに来てくださいました。池田さんからやり方を教えてもらったあと、子ども達も1本1本丁寧に植えていきました。さつま芋の苗は、道の駅たらふく館から300本無償で提供していただきました。ボランティアさんには、子ども達が学校へ戻って行った後の手直しまでしていただきました。

7/12　3年生が大豆の種まきをしました。JAより松瀬さん・片渕さん・女性部の小川さんに来ていただきました。畑は前日の夕方に松瀬さんに耕運をしていただいていました。大豆について松瀬さん達と事前に学習をされていたようで、復習をしながら大豆の種まきをしました。子ども達は、赤く種子消毒をされた種を2粒ずつ撒いていきました。

　9月7日、4年生がゴミの学習をしました。太良町リサイクルセンターの見学をさせてもらいました。太良町でのゴミの出し方のルールやリサイクルの方法や状況など、見学をさせてもらいながら説明を聞きました。収集された家庭からのゴミは、きれいに分別をされていれば資源ゴミとなって出荷されることも知りました。「家でも分別をして、資源ゴミを多くしたいと思います。」と感想を述べていました。

　9月22日、1・2年生が昔遊びをしました。祖父母参観日に合わせて、老人クラブからもお手伝いに来ていただきました。池田さんが「こま」担当。澤山さんが「竹馬・水鉄砲」担当。片渕さんが「紙飛行機」担当。長谷川さんが「竹とんぼ」担当。新宮さんと有光さんは「お手玉」担当で入っていただきました。手作りの物を持ち寄ってくださったり、得意な分野を教えてくださったり、子ども達も楽しく昔遊びができました。

　10月1日、6年生が戦争中の話を聞きました。当時多良小学校で3年生の担任をされていた、93歳の古賀さんから当時のお話を聞きました。戦争で負傷した方がリヤカーで多良の病院に運び込まれ、当時区長をされていた古賀さんのお父さんが看病の手伝いをされた様子を、わかりやすくお話してくださいました。その当時、多良の地でも戦争の影響があっていたことがわかりました。6年生は数日後に修学旅行で長崎市へ行く予定です。

　11月6日、1・2年生が芋掘りをしました。急な連絡を入れたにもかかわらず、7名（池田さん・今泉さん・松本さん・前田さん・樋口さん・津村さん・市山さん）の方々がお手伝いに来てくださいました。子ども達は大きく育った芋づるごと掘り上げて歓声があがっていました。なかなかさつま芋を掘り出せない子がいると、周りの友達が手伝ってくれたりボランティアさんに手伝ってもらったり、皆で楽しくたくさんの芋を掘ることができました。

　11月6日から、5年生が家庭科でエプロンを作りました。火曜日の3・4時間目を3回、5年生がエプロンを作りました。初めてミシンを使うので、たくさんの方にお手伝いに来てもらいました。赤木さん・原田さん・境さん・岡さん・宮崎さん・八戸さん・坂口さん・日高さん・市山さん・岡さん・能宗さん（合計11名、累計26名）。アイロンやミシンを安全に使いながら、全員が自分のエプロンを縫いあげることができました。

　11月14日、4年生が特別養護老人ホーム「光風荘」を訪問しました。4年生は福祉の学習をしているので、施設内設備の見学や話を聞いたりしました。そのあと、施設で生活をされている高齢者とふれあいをさせてもらいました。子ども達から歌のプレゼントがあったり、おしゃべりをしたり、あやとりやメンコで一緒に遊んだり楽しい時間を過ごすことができました。

　12月13日、2年生が親子芋料理をしました。先日収穫をしたさつま芋を使って、町の山口栄養士さんと食生活改善推進協議会の皆さん（末田さん・野中さん・田代さん・高松さん・小松さん・待永さん）の協力を得て、親子で「いきなり団子」を作りました。粉を混ぜ、芋やあんこを包んでから、蒸し器で蒸しあげました。たくさんの大人が見守る中、安全に調理ができました。蒸しあがるまでの時間は、親子のふれあいもできました。

　12月18日、1年生が芋料理をしました。先月収穫をしたさつま芋を使い、町の山口栄養士さんと食生活改善推進協議会の皆さん（末田さん・野中さん・田代さん・待永さん）の協力を得て、「簡単大学芋」を作りました。包丁やフライパンを使いましたが、安全に楽しく調理をすることができました。試食をして「フワフワしておいしかったです。」「家でも作りたいです。」と感想を述べていました。

　12月18日、3年生が大豆の収穫をしました。JAの職員さん8名の方々（山口さん・田中さん・田中さん・松瀬さん・白水さん・山口さん・片渕さん・中島さん）の協力を得て、大豆の収穫ができました。作業の説明を受けた後、トラックに積んできてもらった脱粒機を使って大豆の取り出しをしました。種まきをして約5ヶ月後に収穫をされた大豆は、この後選別作業をしてみそなどに加工をされる予定です。

　2月25日、3年生が、栽培収穫をした大豆を使いみそを作りました。JAの方(方渕さん・中島さん)に作り方を教わりました。収穫選別をした後の大豆をJAさんへ預けていたので、いろいろな準備をして当日に持ってきていただきました。子ども達はつぶしたり混ぜたり丸めて容器の中に敷き詰め、楽しくみそ作りができました。約3ヶ月の発酵を待って、年間通しての大豆の学習が終わります。