台風
更新日:2015年3月15日
台風ってなあに?
それは、太平洋の南の海で発生する「熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が17m/秒以上の大きな空気の渦巻き」のことをいいます。年間平均約27個が発生しますが、例年そのうちの3個ほどが日本に上陸し、そのもたらす災害はきわめて大きいものがあります。台風の大きさ、強さ
天気予報などで言われている台風の大きさ、強さは次のようなものです。
台風の大きさ
大きさ | 風速15m/秒以上の半径 |
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大型(大きい) | 500km以上 800km未満 |
超大型(非常に大きい) | 800km以上 |
台風の強さ
強さ | 最大風速 |
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強い | 33m/秒以上 44m/秒未満 |
非常に強い | 44m/秒以上 54m/秒未満 |
猛烈な | 54m/秒以上 |
風の強さと吹き方<平均風速>
10~15m/秒 | 風に向かって歩きにくく、取り付け不完全な看板が飛び始める。 |
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15~20m/秒 | 風に向かって歩けない。ビニールハウスが壊れ始める。 |
20~25m/秒 | 車の運転は危険な状態。飛来物でガラスが割れる。 |
25~30m/秒 | 立っていられない。ブロック塀が壊れる。屋外での行動は危険。 |
30m/秒~ | 屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる。 |
台風の防災対策
1 台風が来る前に(家の外)
- 窓や雨戸は必要に応じて、外から板を打ち付けて補強する。
- 側溝や排水口は、水はけを良くしておく。
- テレビアンテナや塀は補強しておく。
- 庭木に支柱を立てたりしておく。
- 風で飛ばされそうなものは固定しておく。
2 台風が来る前に(家の中)
- 雨戸を閉めたり、ガラス窓にテープを貼るなど飛来物の飛び込みに備える。
- 緊急用品を持ち出し袋にまとめておく。
- 水や食料品を準備しておく。
- 避難場所として指定されている場所への避難経路を確認する。
3 台風が接近したら
- 台風情報に注意する
テレビやラジオの台風や大雨の情報、注意報や警報などに注意する。 - 危険な場所に近づかない
雨で増水した小川や側溝、マンホールの近くなどの危険な場所に近づかない。 - 火の取り扱いに注意
停電時のロウソク使用などで、火災が多発しやすいので、火の取扱いには十分注意する。