地震
更新日:2015年3月13日
地震が起こっても、決してあわてず冷静に適切な行動を
地震が発生したら、津波の被害にも要注意
地震はなぜ起こるの?
地震は、地球の表面をおおっているプレート(地殻)の運動によって発生します。日本に地震が多いのは、日本列島に4つの大きなプレートが重なり合っているためです。いついかなる場所で起こっても、決してあわてず適切な行動をとることが大切です。地震の起こるしくみ
地球の表面は太平洋プレートなどいくつかのプレート(板状の岩石層)から成っています。このプレートは年に数cmの速度で動いていますが、プレートのぶつかり合うところにひずみが生じます。ひずみが限界に達するとたえきれなくなり、プレートが急に戻り、衝撃が発生します。この衝撃が地震といわれています。地震と津波が多発する日本
日本は、太平洋プレートの境界に位置しているため、人が感じる地震だけでも全国で年間約千数百回ほど発生しています。また、四方を海に囲まれ、海岸線は入り江などにより長く複雑なため、津波による大きな被害も発生しやすいのです。(1983年日本海中部地震では、津波による死者が100人以上に及んだ。)地震が発生したら、津波の被害にも要注意
地震の目安
震度0
人は揺れを感じない。
震度1
屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。
震度2
屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などわずかに揺れる。
震度3
屋内にいるとほとんどの人が揺れを感じ、棚の食器が音をたてることがある。
震度4
眠っている人のほとんどが目を覚ます。部屋の不安定な置物が倒れる。歩行中の人も揺れを感じる。
震度5弱
家具が移動し、食器や本が落ちる。窓ガラスが割れることもある。
震度5強
タンスなど重い家具や、外では自動販売機が倒れる。自動車の運転は困難。
震度6弱
立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが壊れ、壁に大きな亀裂が入る。
震度6強
たっていられず、はわないと動くことができない。建物の破損、倒壊がある。
震度7
自分の意志で行動できない。大きな地割れや地すべり、山崩れが発生する。
安全な避難
地震はいつ来るかわかりません。そして、そのとき必ずしも家族が一緒にいるとは限りません。災害時にどうすればよいか、家族が離れ離れになったときはどうするのかを事前に家族みんなで話し合っておきましょう。- 避難場所を確認しておく。
- 安全な避難ルートを決めておく。
- 避難場所が広い場合、集合する位置を決めておく。
- 出火防止や初期消火などの分担を決めておく。
- 消火器や救急箱、非常用品の置き場所を確認しておく。
- ふだんから消火器具などの点検や家の補修、室内の整とんなどをしておく。
- 防災訓練への参加についても話し合い、積極的に参加する。
- 小さい子どもにも、留守番をしているときや外で遊んでいるときはどうすればよいのか話しておく。